インクぼた落ち

少し前から、ペリカンのRoyal Blue インク(Washable)が好きになってきて、パーカー75(XFニブ)に入れて使っている。ところが、書いているとペン先にインクが溜まり、あれ〜字が太くなってきたぞ〜と思うと、次の瞬間にはインクがぼたっと落ちて原稿が台無し、ということがこのところ頻繁に起こって弱っている。万年筆のせいなのか、インクとの相性が悪いのか。いずれにせよ、これでは使い物にならないので、やむを得ず、インクを純正のパーカーのに入れ替えた。Sapphire Blue というインクなのだが、青が濃すぎで、正直あまり好きではない。ペリカンの青の、まるでパステルインクのような瑞々しさが好きだったのだが。入れ替えたところ、多少はインク溜まるものの、ぼた落ちはないようだ。インクの粘性とかあるんだろうか。パーカー75のXFニブは、まずまずの細字が気持ちよく書けるので、重宝しているんだが、インクがねえ・・・。なんでこんな苦労をしなきゃならんのでしょうかねえ・・・。

確定申告終了

本日提出してきました。あー、腹が立つ。こんなことなら、Sa氏やNi氏のように、税理士さん、会計士さんに頼んだ方が良いのかも。良くは知らないが、聞くところによると、なんだかんだと理由を付けて、しっかり取り戻してくれるのだという。でも、領収書とか集めないといけないのじゃないかしら。それはそれで憂鬱だなあ・・・。ということで、無策な我が軍は問題なかろうという範囲のどんぶり勘定的申告をするのであった。今までとやかく言われたことがないということは、おそらくは不戦敗(=割を食っている)に違いなかった。知人にはほとんど税金払わずに、税務署で嫌みを言われるという猛者も居るというのに、我はこの体たらくである。毎年同じような繰り言を言いながら幾星霜(苦笑)。それにしても、今回の敗戦は、心理的にも相当にこたえているのである。おのれ、いつか見ておれよ 😉 。

定率減税全廃だったのだ(泣)

例によって、ぎりぎりで確定申告の計算をやっているのだが、何故か出てくる数字が良くない(泣)。というか、税率もさりげなくアップしているように思うが、気のせいだろうか。おまけに、計算の最後の御褒美(?)、定率減税が全くない! 😯 😯 😯

そう言えば、昨年は定率減税が半分になって怒っていたのだった。そうかあ、今年は全廃なのかあ〜。トホホ。ああ、こうして所得税をむしり取られ、往復ビンタで都民税・区民税を取られ、都民税は例の馬鹿銀行石原というドブに捨てられるのである。ムカムカするなあ、まったく。

ノートブックか一枚ずつのシートか、それが問題だ

子供の頃からノートブック(以下、ノートと略す)の使い方が下手だった。まともに一冊を最後まで使い切ったことはほどんどないと思う。大学3年、4年の頃の授業ノートぐらいだろうか、人に見せて恥ずかしくないのは・・・。

そこで、ルースリーフなるものに手を出すのだが、実は余り好きではない。あの留め具が嫌いなのである。関係ないが、どうしてみんなルーズリーフと濁って発音するんだろうか。それじゃ lose leaf になってしまうと思うんだが。まあ、この辺はkebaさんの専門だから、いいか :mrgreen:

そんなこんなで、ノートを使ったりルースリーフを使ったり、はたまたレポート用紙、果ては便箋と、いろんな紙を試みるのだが、未だ安住の地が得られないのである。書いているときはノートより、一枚ずつのシートが良い。でも、それでは散逸してしまう。これはワタシが整理整頓できないからなんだが・・・。最近、この「どれに書こうかな」病がぶり返して来て困っている。こういう時に文房具屋さんとか東急ハンズとかに行くと最悪である。ああ、でも行きたいなあ〜。

何を書いているのか分からなくなってしまった。要するに、原稿書きたくないのだ。書かなきゃいけない原稿あるのに、紙が決まらなくて書けないのである。さっき Onion Skin の紙に1枚書いてみたが、うーん、悪くはないけど・・・。ということで、Bank Paper (三菱製紙)にしようかな、うん 😉 。

立飲み屋での危険な会話

一昨日の月曜日、会議が早く終わったので、数人で軽く立ち飲み屋に寄った。ちょうどニュースで石原都知事肝いりの新銀行東京の破綻(だよね、ありゃ)をやっていた。都知事は俺のせいじゃないとかなんとか、記者を小馬鹿にした態度で応対していたっけが、さすがにみんな辛辣にこき下ろしていた。果ては名前の付け方のセンスにまで及んだが、確かに「新銀行東京」と「首都大学東京」、語順が似ているのである。個人的には銀行の方はともかく、大学名は勘弁して欲しいなと思う。

この辺りから段々と不穏な話になっていく。いろいろあったが、覚えているのは原発の話。そんなに安全なら、首相以下(だったか、役人全員だったか・・・)、原発の隣りに引っ越せだとか、しまいには皇居に原発を造れとか :mrgreen: 。その筋の人たちに聞かれたら、密かに消されても不思議ではない会話。大丈夫なのかね 😉 。あ、こんな処に書いても大丈夫なのかね。念のために書いておくと、皇居に原発を(それとも原発の隣りに皇居を移せだったかな?)と言ったのはワタシではありません。合理的だとは思うが 😎 。

神田神保町

今日は春を思わせるように暖かい。コートなしで神田神保町に出撃する。目的は文房具というか、紙である。オニオンスキンペーパーという薄くてしわしわの紙を買いに、わざわざ三田線でお出かけなのである。随分前に、この Onion Skin のタイプライター用紙(LIFE社のT31という型番)を買っておいたのだが、今は製造してないみたい。そこで、検索して用紙を売っている店を見つけたという次第なのである。神保町も久し振りなのだが、学士会館方面はほとんど歩かない所なので、新鮮な気分で歩く。

目的地は 見本帖本店。Onion Skin Paper で作ったメモ帳などもあり、誘惑に負けそうになったが、ぐっと我慢。まあ、メモ帳は使わないだろうから。目的のオニオンスキンの紙は買えて良かったのだが、これってもう少し安くはならないのかなあ。LIFE社のOnion Skin Type Writing Paper は100枚で800円だったんだが。

sun_valley_onion_skin.jpg

 (Sun Valley のオニオンスキンペーパーの透し)

駅に戻りながら、ああ、お酒切らしているなあ、どうしようか。火曜日なので新井屋酒店は休みだし。この辺りに上手い具合に日本酒充実の酒屋さんなんかないよね〜、などと思いながら歩いていると、鶴齢とか獺祭(だっさい)とか、ん、もしかして期待していいのかな、という酒屋さんがある。入ってみると、びっくりするくらい狭い店内。そして、びっくりする品揃え。おお、荒とよさん以外では見たことない佐賀の「七田」。おお、AquarianさんのBlogで見て気になっていた茨城の「来福」。店主さんが若いのにも驚く。四合瓶で七田の純米おりがらみ、そして来福の愛山・純米吟醸・袋しぼり、を購入する。西ノ宮酒店という酒店なのだが、これからマークしておかねばならない。偶然とはいえ、こういうお店を発見できたのは喜ばしい限り。

少々疲れたので本屋巡りはパスしようかとも思ったが、明倫館と巌松堂だけチェック。巌松堂で石川忠久「漢詩のこころ」を購入。もう一冊気になる本があったが、ちょっと高かったので今回は見送り。見つけた時に買え、というセオリーに反するのだが。

そうそう、4月から通勤ルートが少々変更になり、三田線に乗る機会が増える。神保町で降りることも多くなると思う。本屋以外にも良い店を見つけることが出来て、ちょっと嬉しい。4月から本格的に開拓に励もうっと :mrgreen:

大橋堂の万年筆

仙台・大橋堂の万年筆 (黒、エボナイト)

もう15年ぐらい前になると思うが、東武デパートでぶらぶらしていたら、手作り万年筆の出張販売というのをやっていた。それが仙台の大橋堂だった。試し書きしたところ、とても書きやすいので、即座に購入したのだが、それがこの万年筆。本体はエボナイトでペン先は14K、胴に何故か18Kのリングが嵌めてある。当時で6万5千円ぐらいした。今なら即決はできない金額である 😉 。もう少し安いのが良いなあと思っていたのだが、いろいろ試した中で書き味が一番好みのを選ぶとこれになってしまったのだ。太字も良いよとお店の人に言われたが、その頃は原稿書きはもっぱらロットリングの製図ペンを使っていて、とにかく細字でくっきりした字が書けるものを求めていた。

万年筆ではロットリングのようなシャープな輪郭は無理だが、この大橋堂の万年筆(翌年もう一本買ったので、この初代は大橋堂1号と呼んでいるのだが)は、極細なのにペン先は滑らか。太字用のヌルヌルとした滑らかさとは違うが、細字でこれだけの滑らかさは特筆すべきだと思う。今でも小さめの字でびっしりと書きたいときは、これに限る。

ペン先を引き抜いて洗浄したときに分かったのだが、根本にSailorと刻印されている。おそらくはペン先はセーラーのOEMなのだろう。インク・カートリッジはセーラーのものを使うように言われたのだが、そういう理由だったのだ。そうそう、この万年筆に対するほとんど唯一の不満は、カートリッジ式であること。インク吸入式であれば申し分ないんだけどねえ。

フールス紙

アウロラの調子が悪くなってから万年筆あまり使わなくなっていたのだが、このところ大橋堂1号(勝手に1号と呼んでいるのだ :mrgreen: )が復活というか、常用万年筆に復帰。ParkerのXF(eXtra Fine、と言っても日本の基準ではそれ程細くないけど)もまずまずで常用に昇格かな?それで、フールス紙のノートを買い足しに行った。ボールペンだと紙はあまり選ばないがペンで書くにはフールス紙(fool’s cap=道化帽の透し入りが入っていたので、こう呼ばれるようになったらしい)が一番。

フールス紙のノートと言えばツバメの大学ノートが有名だが、デザインがいささか古風なので、個人的にはそれほど好きな方ではない。どこのメーカーか知らないのだが、T.S. というマークがついたクリームフールス紙のノートが東武デパートの文具コーナーにあり、大体それを買っていた。ところが、東武の文具売り場は丸ごと伊東屋になってしまっていて、気に入っていたTSノートは売ってなかった。ツバメのクリームフールスの大学ノートとLIFEのNoble Note(何というネーミングでしょうか、苦笑)というちょっと高い方眼紙ノートを買ったのであるが、カラー表紙のTSノート、もっと大量に買い占めておくのだったなあ。残念。

LIFEのNoble Noteは高いだけあって確かに良い紙だが、ちょっとスムーズ過ぎて、フールスキャップのあの感触とはちょっと違うかな。

帰宅してから調べたのだが、フールス紙そのものを直接買うこともできるみたい。
 紙名手配 書籍用紙・フールス紙・包装紙
見本の透かしから察するに、OKフールスかな? ちょっと検討してみよう。そうそう、ツバメノートの方眼ノートというのも見つけた。
 PEN AND MESSAGE オリジナルツバメA5ノート
方眼紙は7ミリ方眼が好みなのだが、ちょっと興味ある。こちらも検討。

菜の花とホタルイカの酢味噌かけ

ホタルイカと菜の花

先日外で食べて美味しかったので、家でも作ってみた。菜の花茹でるの初めてだったので、おっかなびっくりだが、茹で時間は30秒ほどで良いらしい。事前に水を吸わせておく方が良いということだったので、20分程根本を水につけていたが、どうだったか。ホタルイカはボイルしてあるのを買ってきて、目などを処理して水洗い。

やってみると、とても簡単。酢味噌につけて食べるととても美味しい。日本酒にもとっても良く合う。富久長の八反草(はったんそう)が残っているので、それを飲みながらいただく。ああ、幸せだ〜(笑)。