2007年06月13日(水曜日)

脱・一人一票 [ 社会 ]

昨日の朝日新聞に「脱・一人一票」という記事があり、興味深く読んだ。フランスのオルセー市での実験であり、実際の大統領選挙の投票と共に、候補者全員について、6段階での評価(非常に良い、良い、まずまず、容認、不十分、失格)をしてもらったとのこと。7割以上の有権者が協力したらしく、結果も実際の選挙結果とはずいぶん違ったものになったそうだ。

以前、マイナス票を投じるシステム (笑) を考えたワタシとしては、共感する部分が多い。この多段階評価システムを考えたのは、エコール・ポリテクニックの数学者二人組。へえ~と思ったのは、ボルドーワインの格付け・評価システムを参考にして出来上がったらしいということ。まとまりにくい多様な意見をどう集約するか、検討した結果という。具体的には、各々の候補者について、評価の中央値(メジアンっていうんだっけ?)で比較するということだった。

ワタシのマイナス票システムと通じるところは、こいつだけは嫌だ、という意見がちゃんと通るということ。右翼のルペン候補は実際の選挙では12人中4位だったが、6段階評価での結果は最下位(笑)。ルペンだけは嫌だ、という有権者がたくさん居たってことだね。

別にこれが最良の方式とは言わないが、今のシステムが唯一無二ではないことは、もっと強調されていいと思う。まあ、どのシステムにするかは、利害関係が絡むから難しいと思うけど、それこそ利害関係のない学者連中が集まって、理論的に作れば良いと思う。裁判所だって独立しているのだから、選挙システムも政治家連中から独立すべきだろう。

投稿者 sukarabe : 10:14 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月15日(金曜日)

教育基本法の改定(改正|改悪) [ 社会 ]

なんでも首相の最優先課題らしい(苦笑)。ということで、自民党内の慎重派も表立っては反対できないのか、大した議論もされずにすんなりと(?)強行採決されるようである。タウンミーティングでのこの問題に関しての「やらせ質問」による世論誘導問題が起こっているのに、そ知らぬ顔で通そうとは、恥を知らないのか、とも思うが、政治家ってこんなものでしょうか?

この人ってお爺ちゃん子なのかなあ、と。いや、脈絡ないかもだが。お爺ちゃんの遣り残したことを自分がやるつもりなのかしら、と。いや、単なる妄想なのかもだが。

誰が言ったか忘れたが、一度もチャレンジしたことのない人に「再チャレンジ」とか言われたくない(笑)という話もあった。見た目が柔和なのが曲者で、時折見せる冷酷な顔が、案外とこの人の本質なのかも知れないなあ。いずれにしても、前首相のせいか、何でもあり、という風潮が蔓延しているようで、どさくさで、うっかりすると憲法改定(改正|改悪)まで行っちゃうかもな、と。

投稿者 sukarabe : 10:41 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月18日(水曜日)

きっこの日記で燃料投下 [ 社会 ]

先日久しぶりに きっこのブログ (きっこの日記のミラー) を読んでいたら、燃料投下の予告があったので、さっき読みに行った。うすうす予想してはいたが、耐震偽装関係。真偽の程は不明だが、真実がいくばくかでもあるならば、なかなかの事件ではあろうなあ、と。

ということで、本家の「きっこの日記」の方をリンク。
きっこの日記 2006年10月17日分

まあ、藤田って人も信用落としているみたいだから、彼の言うことを信じる人がどれくらい居るのかわからないし、今回の文章も、被害妄想入っているように受け取られるだけじゃないのかなあ、と。

投稿者 sukarabe : 21:39 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月14日(土曜日)

誤って腎臓を捨てる! [ 社会 ]

移植用に提供された腎臓を、そうとは知らずゴミとして捨てたらしい。関係者は呆然らしい。そりゃそうだろう・・・。
asahi.com:提供された腎臓捨てる 社保中京病院 名古屋
提供の腎臓を誤廃棄 名古屋の中京病院 (中日新聞)
腎臓を捨てるとは… 医療関係者「信じられない」(中日新聞)

手術は絹川副院長ら泌尿器科の医師5人で担当。摘出した2個の腎臓のうち1個は院内で、もう1個は別の病院に運んで移植する予定だった。しかし、院内で移植する患者がまだ確定していなかったので、摘出チームのうちの一人の医師が、腎臓を「置いておいて」と看護師に指示したという。

腎臓は別々に2個のクーラーボックスに入れ、手術室内に置かれた。その後、看護助手が次の手術準備のため、別の看護助手に「手術室をきれいにして」と指示。この看護助手らが、室内にあったクーラーボックスを台車に乗せ、機材を洗浄したり、組織片を捨てたりするクリーンアップルームに運んだ。その後、洗浄を担当する別の看護助手が、ボックスを開け、さらに保存液などを入れて4重になっている袋を開き、腎臓を捨ててしまったという。院内には臓器移植ネットワークのコーディネーターが待機しており、別の病院へ運ぶ腎臓を受け取るはずだった。

しかし事故当時、コーディネーターが手術室内にいたのかどうかははっきりとせず、腎臓は管理者不在の状態だった。ネットワークによると、こうした場合の臓器管理にマニュアルはないといい、山崎支部長は「クーラーボックスに表示があれば、防げたかもしれない」と話した。(以上、中日新聞から引用)

中日新聞のフォロー記事を読むと、ああ、ミスってこういうふうに起こるのね、と。ある程度手順が確立していて、皆も慣れている。で、いつもとちょっとだけ違うことが起こるがさして気にも止められない、と。いや、人事じゃないですだよ。

投稿者 sukarabe : 07:37 | この記事の固定URI | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年10月04日(水曜日)

一票の格差5.13倍でも合憲だそうな [ 社会 ]

一体どこまで行けば違憲だと判断するんでしょうかね。
asahi.com:参院選「一票の格差」5.13倍は「合憲」 最高裁判決
Sankei Web > 社会 > 格差5.13倍「合憲」 5判事は「違憲」指摘(10/04 19:09)

まあ、何となくこうなるだろうなとは思ったが、次の発言にはさすがに苦笑した。

この日の判決理由で町田裁判長はまず、「本件選挙当時の格差は5.13倍であり、前回選挙当時(5.06倍)と大きく異なるものではなかった」と言及。

苦笑というか脱力ですなあ。どこが「大きく異なるものでなかった」のか知りたいところ。差が0.07なら良いのか、それとも比率が 5.13 / 5.06 = 1.01383399 (Google電卓って便利だな、笑)だからなのか?いずれにしても、この数列が発散することをまさか裁判長殿ご存じないはずはなかろうに。

ということで、明日の全国の高等学校の数学的帰納法の授業では、イカサマ帰納法の例として、これが引用されること必定(?)でしょう。やれやれ、まったくさあ・・・。

投稿者 sukarabe : 19:24 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年09月21日(木曜日)

君が代強制は違憲だそうです [ 社会 ]

asahi.com: 式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違憲」 東京地裁

まあ、常識的にはそうだろうなあ、と思うが、都は控訴するらしい。そもそも、国歌が戦前の価値観を引きずっていて、それに馴染めない人が少なからず(?)居るという現状が問題なのだと思う。個人的には歌詞よりもメロディーとコード進行をなんとかしてくれ~という感じなのだが。

それはともかく、どうしてこうも都は反動的とすら思えるような強硬な態度をとるのだろうか。教職員との対立の歴史がそうさせるのか、それとも別の理由があるのだろうか。

投稿者 sukarabe : 23:13 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年06月09日(金曜日)

シンドラー(続) [ 社会 ]

ニュースによれば、同様の事故(ドアが開いたまま上昇あるいは降下)があちらこちらで起こっていたとのこと。担当官庁が原因究明を指示しているらしいが、これだけの事例があるとなればシステムがバグっていることは明らかなんじゃないかなあ。コンピュータ・プログラムのバグと同じ感じがする。定期点検のときに再現するぐらいなら、まだまだましなのだ。そうでないからこそ、バグをつぶすのは大変だと言える。それに名古屋のエレベータは、死亡事故を起こしたのとは違うタイプらしいから、もしかしたら基本的な共用部分に重大な欠陥があるのではないか?実は、コンピュータ制御のプログラムが某M****S***製だったとか(爆)。

というより、バグの究明をしている場合じゃなくて、さっさと他のメーカーのエレベータに取り替えた方が良いのでは?

投稿者 sukarabe : 06:33 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年06月08日(木曜日)

シンドラー [ 社会 ]

新聞の記事によれば、例のユダヤ人を助けたシンドラーとは別の家系とのことだった。それはそれでどうでも良いのだが、素朴な信仰が今回のように裏切られることも珍しいと思う。フェールセーフというか、最悪の事態を想定して、それでもそこそこに無事であるように作られているものだと信じていたのになあ。

ともあれ、最近の日課は、乗ったエレベータのメーカーを確認するという、いささかさえないものだったりする(苦笑)。今のところシンドラー製のものには遭遇せず。しかし油断は出来ない。なんでも都営大江戸線には、かなりの台数(120機だっけ?210機?どっちだか忘れた)の納入実績があるとのこと。

そういえば、子供のころに見た「スパイ大作戦」というテレビ番組で、こういう場面があった。マフィアだかギャングだか分からないが、まあそんな連中が、仲間だった人間を殺す場面。やあやあと部下に送らせる。エレベータのドアが開くとなんと箱がなく、客は突き落とされるというもの。いやはや、これが実際に起こるかもというのだから困ったものだ。

投稿者 sukarabe : 23:10 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年05月22日(月曜日)

日本テレビの炭谷宗佑アナ、盗撮するも実名報道されず [ 社会 ]

さほど興味があるわけでもないが、なんか不公平だなという印象。どこぞの大学の先生はさんざ報道された挙げ句に辞職に追い込まれたわけだが。おまけに普段から正義感を振りかざしているキャスター連中も含めて一斉に押し黙っている状況は大げさに言えばファシズムすら感じる。まあ、いくら隠してもネットで検索すれば山ほど出てくるので愚かという気もするが。

YouTubeに大阪ローカルの朝日放送の番組がアップされていたので見てみたが、司会者がAアナと実名を避けていたのに、宮崎哲弥氏が、他の報道機関まで実名報道を避けるのはおかしいと言って、炭谷宗佑という実名を言っていた(笑)。同席の弁護士の人(橋本っていう人だったっけ?)は、容疑を認めているのに起訴猶予というのが不可解だとも。YouTubeにはいろいろとアップされているので、なかなか楽しめる。
YouTube::NTV Sumitani - (ABC Move!) (映像と音声が出ます)
YouTube::NTV Sumitani - (YTV Takajin no sokomade itte iinkai)
ちなみに他所の人間の不祥事となると、実名報道しているのが次の映像。
YouTube::日テレ「ズームイン朝」新聞記者がトイレに忍び込み盗撮
一体どうなっているのでしょうか(笑)。

投稿者 sukarabe : 19:54 | この記事の固定URI | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年12月22日(木曜日)

人口減少らしいが第二次差分も負なのか? [ 社会 ]

統計を取り始めた1899年(明治32年)以来,初めての人口マイナスらしいのである。テレビで報道していた。1万人の減少ということらしいが,第2次差分とかは発表されない。不思議だ。これでは導関数だけでグラフを描くようなものではないか。普通,第2次の微分(人口の場合はディスクリートだから第2次の差分)までは調べるだろうに・・・というのがこの種の報道のたびに感じることだ。天気予報だって数値化して報道しているのだし,もう少し数量化して欲しいものだ。え〜今年の人口推移をお知らせします。依然として減少しています。減少率は xxx人/年,第2次差分もマイナスで -yyy人/年^2 の模様です・・・。

投稿者 sukarabe : 11:30 | この記事の固定URI | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年12月21日(水曜日)

イーホームズ社長のメールと事件の闇 [ 社会 ]

あちこち漂流しながら「きっこのブログ」なるところに逢着。独自ルートの情報とやらがいささか怪しい気もするが,それはさておき,例の耐震偽装問題に関して,当事者の一人である民間検査機関イーホームズの藤田東吾氏本人がメールを寄せているのだ。こんなところに本人降臨するか?(笑)なのだが,それもさておき,イーホームズのサイトにも同じ内容が記載されている。
きっこのブログ:イーホームズ社長からのメール
イーホームズ株式会社:今般の偽装事件の背景について重要な情報提供:「きっこの日記」他

最近難しい文章を読んでいないせいか,もしくは文章が整理されてないせいか,いずれにしても苦労して読んだ。数学以外の文章は難しいなあ〜。思うに,いちブログに降臨するあたり,藤田氏もかなりせっぱつまっているのかもしれない。それは別として,ここに書かれていることが真実であるならば,そうとうに大変なことであろう。被害妄想のきらいもあるが,彼の立場からすると,うっかり渡辺氏(今回の偽装発覚のきっかけとなった構造設計の専門家)のアドバイス(?)に従っていたら,直後に国交省に踏み込まれて公文書偽造で摘発,イーホームズだけが悪者として葬り去られていたかもしれぬ,あぶないあぶない,なんてこった,という気持ちにはなるだろう。

さて,そうすると正義の味方だったはずの告発者・渡辺氏はいったいどういうことになっているのか。真実は何処?ジャーナリストの皆さん!出番ですよ!(笑)

投稿者 sukarabe : 09:43 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年12月13日(火曜日)

米国産牛肉輸入再開 [ 社会 ]

新聞・テレビなどでも報道しているが,米国産の牛肉の輸入が再開されるらしい。結局のところ日本側が要求していた全頭検査は実施されず,米国に押し切られる形で決着した様子。まあ準属国としてはやむを得ないのかね?

一ヶ月前の日経BPのアンケートを見つけたので読んでみたが,さもありなんという感じだ。
【即問】米牛肉輸入再開に6割が反対、7割は禁輸も「困らなかった」 - nikkeibp.jp - ビジネスマンの問題意識(仕事・社会)

米国産と知って食べる分には自己責任(?)なので良いとして,どこのだか分からない状況や米国産を豪州産と偽装される可能性など,いろいろ出てきそうだが,この先どうなることやら。

危険性を数値化することは難しいが,何らかの仮定・モデルの下で確率を計算できないものか。よく飛行機の方が自動車より安全だという人がいる。どういう理論か知らないが,それと同じ程度の確実さ(否,いいかげんさ)でよいから,数値化できないものだろうか。「米国産牛肉の牛丼を月にa回食べ続けた場合,b年以内にヤコブ病になる確率」いやもっと単純に1回食べた場合の確率でいいか。

投稿者 sukarabe : 14:02 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (3)

2005年12月05日(月曜日)

NHKスペシャル「脳梗塞からの再生〜多田富雄の闘い」 [ 社会 ]

昨晩のNHKの番組の感想。かみさんがめずらしく録画しておいて欲しいというので録画かたがた見た。いろいろと考えさせられたのだが,Aquarianさんのブログにさっそく記事が出ていた。
Aquarian's Memorandum: 多田富雄の生き方

いろいろな感想があったのだが,これを読むとこれ以上書くことはないかな,という感じ。あまり上品ではないのだが,少しだけ感じたことを。

この方は素晴らしい方だと思うし,こういう状況をテレビで公開されるということもなかなか出来ないことだとは思う。それはそれとして,恵まれた方なのだろうとも思う。脳梗塞のこともリハビリのことも全然知らないでこんなことを書くのもどうかとは思うのだが,パソコンをあやつり,音声発生器を使って意志の疎通をはかれる患者さんはどれほどいるのだろうか。

うまく言えないが,こういう「いい話」じゃないところに問題は横たわっているような気もするのだ。

投稿者 sukarabe : 23:58 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月27日(日曜日)

東急不動産不買運動なるサイト [ 社会 ]

基本的には,関連するキーワードを含むブログに無作為かつ大量に(多分)Trackbackを送る行為は好きではなく,削除するようにしているのだが,今回のTrackBack(TBと略すのですかね)は珍しく記事が面白かった。記事そのものというよりもサイト自体が,でもあるが。

TBを辿って行き着いた記事は,
東急リバブル・東急不動産不買運動:一目でわかる偽装
である。偽装が巧妙をきわめているわけでもなんでもなく,ろくに調べもしてなかったに違いないことが分かる。

そしてサイト自体の入り口URIだが,
東急リバブル・東急不動産不買運動
まだ少ししか読んでないのだが,東急不動産のような大手(なんでしょ?)でもいろいろあるのか,とちょっと驚いた。してみると,うちだって安閑とはしてられないなあ・・・。どうなんでしょうか,ご近所の皆様方。理事会とかで話題になってないかなあ。あ,そう言えば,マンションのML最近全然見てないや(苦笑)。

投稿者 sukarabe : 20:59 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月26日(土曜日)

偽装新たに発覚 [ 社会 ]

これからも次々と出てくる予感。
「姉歯」関与の偽装32棟に、台東区・長野県も見逃す : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

まあ何だな。ひとつ分かったことは,行政・民間を問わず,計算書のチェックは全然してなかったということだね。偽装した本人も「プロが見れば一目で分かる」とか「通ったので驚いた」とか言っているし。

投稿者 sukarabe : 08:42 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (1)

大手ゼネコンも偽造 [ 社会 ]

案の定というか,いろいろ出てきたぞ・・・。ゼネコンの大林組だそうな。鉄筋の溶接強度のデータを偽造とかなんとか。詳細は,下の記事などを参照。
鉄筋業者、溶接強度データ偽造…仙台のマンション5棟 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

投稿者 sukarabe : 08:21 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月19日(土曜日)

構造計算書の偽装 [ 社会 ]

昨日から新聞・テレビはこの話題でもちきりだ。
建築事務所が耐震強度を偽造…マンションなど21棟 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

まっさきに考えたことは自宅は大丈夫か(笑)ということと,これだけですむのかなあということ。ここまでの徹底的な(?)偽装(だって最悪で3割の強度しかないという話だ)はさすがに無いかもしれないが,鉄筋を1本抜くとか,せこいごまかしは案外あるんじゃないかなあ。

計算違いで思い出したこと。大学3年のときの数学科の建物は空調がだめだめだったのだが,工学部の連中が熱量計算を間違えたというもっぱらの噂だった。隣に本部庁舎が建って,そこからのおすそわけ(?)が来るまで,夏は暑く冬は寒いという悲惨な環境だった(笑)。

投稿者 sukarabe : 07:29 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月12日(水曜日)

ドイツの選挙制度なりせば [ 社会 ]

少し前に,民主党惨敗ではなかった,という朝日新聞の天声人語の記事について書いたことがあったが,それに関連して,ドイツの選挙制度であればどうだったろうか,という記事を見つけた。
ブログ時評:ドイツ総選挙と比べながら考えた

いろんなブログでこの種の議論がなされているようだ。もちろん先にルールありきな訳だから,もしもという議論に大した意味はない。しかし,小選挙区と比例代表の並立という見かけ上は似通った制度のように思えるドイツと日本の選挙制度が,かくも違うものであることには驚かざるを得ない。ドイツ式の方が完全比例代表に近く,得票数の割合と議席数の割合の違いが日本よりかなり小さいらしいのだ。ブログ時評によれば,ドイツ式を今回の衆議院選挙にあてはめると,次のような結果となるらしい。
自民222,民主148,公明65,共産37,社民27,自民造反組27
これでも自民の勝ちだが,今回のような圧勝とはずいぶん違う。

まあ,所詮は絵空事だが,今回の選挙結果から国民の大多数の支持を受けたと勘違いしてもらっては困る。選挙制度のマジックでそう見えるだけなのだ。本人(って誰?)は分かっているはずだが,自分からは言わないだろう。マスコミまでそれに乗っかっているのが解せぬ。

投稿者 sukarabe : 07:22 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年09月28日(水曜日)

国民は民営化にNOと言っていたかも [ 社会 ]

月曜日(26日)の朝日新聞「天声人語」によれば,小選挙区の総得票数では,野党の合計が与党を上回っていたらしい。事実関係は独立に調べる必要があるが,ざっと次のような感じ。

まさか。そう思って,2度,3度と検算してみた。やはり正しい。うーむ。先日あった総選挙での300小選挙区での票数のことである。

自民,公明両党の候補者の得票数を合計すると,ざっと3350万票だった。一方の民主,共産,社民,複数の新党や無所属を全部合わせると3450万票を超えている。なんと,100万票も与党より多いではないか。

比例代表はまた別らしいが,それにしても獲得議席の圧倒的な差に比べて,実際の票数がこのようになっているとは知らなかった。小選挙区制という制度のマジックなわけだが,今回の選挙を郵政民営化に対しての国民審判と位置づけるならば,直接選挙では必ずしも圧倒的に支持されたとはとても言えないことが分かる。この点を誰か問いたださないだろうか。

投稿者 sukarabe : 09:47 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年09月13日(火曜日)

都市型新党を望む [ 社会 ]

ずっと不思議なのだが,細かい点を除けば小泉首相と民主党の岡田氏の目指す政策は似ていると思う。今回の選挙では自民党が今までの支持基盤なしでも都市の選挙民によって政権を維持できるという可能性を示した。民主党は逆に農村部に気を遣うあまり,都市部から見放された。ただ,自民党が今回のような戦い方を今後もできるか分からない。むしろ,小泉ら自民党・都市部と民主党の一部が合体して,都市新党的なものを作ってくれると個人的にはありがたい。スローガンは「既得権との決別」だ。そして郵政民営化だけでなく,医療改革(医師会という既得権集団との決別なくしては成し得ないと思う)や特殊法人廃止(改革では生ぬるい),そして,last but not least, 宗教団体への課税(創価学会みたいな金持ち団体が税金免除なんておかしいだろ,もちろん)などを果敢に実行して欲しい。

投稿者 sukarabe : 23:49 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

衆院選雑感 [ 社会 ]

いささか気が重いが,何か記録を残しておこう。周知の通り,9月11日の衆議院選挙は,小泉自民党の圧勝,岡田民主党の惨敗,という結果に終わった。多くの国民が小泉首相のレトリックに騙されたのか,それとも驚くべき慧眼の持ち主なのか分からない。ただ,郵政民営化というものが実際にどのようなものであるかについて正確に理解せずままに,気分だけで投票した人も多いのではないだろうか。それが悪いというつもりはない。戦前のドイツ国民も,ヒトラーやゲッペルスを支持してしまったのだし(^^;;)。

民主党の戦術的な失敗は,郵政民営化に反対することで,小林某や亀井某らの,いかにも悪役然とした連中と同一視されてしまったことかも知れない。いまさら遅いが,同じ土俵で主張するべきだった。「小泉の郵政民営化は偽物だ。道路公団を見れば明らかだ。民主党なら正しい郵政民営化ができる」と言えばよかった。いまさら遅いが,まったく・・・。あとはまるで時代劇の水戸黄門みたいな流れになってしまった。小泉自民党に投票することにより,悪代官たちを駆逐するというカタルシスに酔いしれた,と言っては意地が悪いだろうか。悪者と思いこんでいた代官たちが実は冤罪で,水戸光圀は実は非情な為政者だったりすると救いがないのだが。

最後に蛇足を。刑務所帰りの元建設大臣・中村某は(無所属にもかかわらず)何事もなかったように当選した。料理研究家とかいう藤野某も(比例上位だから当然だが)当選している。こんなやつらがどうして国会議員になるんだよ!

投稿者 sukarabe : 22:56 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年08月28日(日曜日)

郵政民営化 [ 社会 ]

誰か郵政民営化について分かりやすく教えてくれないものだろうか。少なくとも利権がらみで反対している人だけではないらしい,ということは分かる。そうなると非常に悩ましいのだった。もし反対している人がすべて既得権や利権がらみの守旧派であるというのならば,民営化に一票を投じようと思う。しかし,そうではなさそうなのだ。

賛成派は民営化こそが今の閉塞した状況から抜け出す唯一の方法だとのたまう。これをやらねば世界から取り残されるとも。そうかなあ〜。

反対派も2つに別れる。一つは純粋に民営化に反対する人たち。共産党や社民党の立場はこれだろう。国民いじめだと彼等は言うが,そもそも現在の日本のシステムは農村優遇・都市住民いじめのようにも感じるのでそれはどうしてくれるんだい(笑)という反発と,あまりに事態を単純化している(この点では某首相も同じだが)ようなので,今ひとつ共感できない。また,郵政の改革には賛成であるが,それは民営化とは違う形,つまり郵政公社の役割を変えることで実現するべきだ,という論もあるようだ。財投(財政投融資)がどうとか・・こうなると数学以外まったく知識のない僕としては自分で判断できない。うーむ,情けない。

さて,もう一つの反対論は「今回の民営化法案には反対」というものだ。民主党は多分これに近いんじゃないのかな?基本的に民営化するのは良いが,今回のやり方は最悪だ,というもの。こんな形で民営化したら,長銀の二の舞になってしまい,喜ぶのは外資とブッシュだけだ,と脅かされると,さすがに穏やかではない。どうなんでしょうかねえ・・・。

どの立場も,それなりに優秀と目されている論客が論陣を張っていて一歩も譲らない。しいて言えば,某大臣が少々頭が悪そうに思えるが。いや,どの論客も実は分かっていない気もするのだ。そもそも経済に地震予知よりもましな科学的理論があるだろうか。これが地震予知の議論だと仮定してみよう。某地震研の大先生が何を言おうが,なまずの方を信用するという人がいっぱいいるだろう(笑)。経済だってそんなものでしょうに。あまりに失礼かな?

個人的な意見は世間で全然話題にならないもの。とりあえず今のままでよいから,特定郵便局長とかいうやつの(実質)世襲制をやめろ,というものだ。別に民営化しなくてもできるでしょ?

[追記] 事実関係が気になったので,Googleで「特定郵便局+世襲」を検索 してみた。改めて腹立ってきた(笑)。

投稿者 sukarabe : 12:25 | この記事の固定URI | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年08月11日(木曜日)

ディスカバリー無事帰還したようですが [ 社会 ]

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8月9日にスペースシャトル・ディスカバリーが無事に帰還した。良かったなと思う反面,例によって地元大騒ぎの映像をテレビで見ると,なんだかなあという気持ちがぶり返す。打ち上げのときにも感じたのだが,どうして野口さんの地元では,という報道があるのだろうか。地元ってねえ,まるで甲子園かオリンピックのノリである。もしかして万歳で送り出したのか(笑)。もちろん本人に責任はない。報道がなあ・・・。

違和感を感じていたところで,Aquarian's Memorandomの記事「野口宇宙飛行士にばかり注目するアホな報道」を読んで,自分が感じていた,もやもやとした気持ちがすっきりした。そうか,そういう事だよね,と。日本が金を出しているからこそ,日本人宇宙飛行士が乗り込むのだということも,言われてみるとなるほどと納得。また,Aquarianさんは技術畑(?)らしく,もやは宇宙飛行士はヒーローではない,と言い切る。なかなかできないことだ(笑)。宇宙飛行士の超人的能力で何事かが成し得るという時代じゃない,ということなのだろう。そのうち宇宙飛行士も子供の夢にはならなくなるだろうか。僕は子供の頃バスの運転手になりたかったけどね(笑)。

ふと,子供の頃に読んだ「超音速パイロット」というノンフィクションを思い出した。スカイロケットというダグラス社の超音速実験機のパイロットだった人の自叙伝みたいな本。けっこう愛読していたのに,肝心のパイロットの名前を覚えていない。初めて音速を破ったチャック・イーガーの名前は覚えているのに(苦笑)。

いずれにせよ,日本での報道はオリンピック選手と同じ扱いだ。やれやれだね。

投稿者 sukarabe : 09:08 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年05月20日(金曜日)

武者野六段が米長九段を提訴 [ 社会 ]

米長九段提訴される --MSN-Mainichi INTERACTIVE

武者野六段が社長を務めるソフト制作会社が米長九段を将棋ソフトの著作権侵害で提訴したらしい。概略は上の記事に書いてあるが,読んでみて笑った。「失敗作なので恥ずかしい」と絶版を申し込むというのは,自分一人の著作物であれば許されるかもしれないが,単なる監修者がそんなことをしていいのか?周りに相当の迷惑をかけるはずだが。おまけに,類似企画を他社から出すとは・・・。改善策を考えたのなら,最初の会社に話しを持ちかけるのが筋ではないのかなあ。

投稿者 sukarabe : 06:25 | この記事の固定URI | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年04月27日(水曜日)

尼崎のJR脱線事故 [ 社会 ]

今朝のニュースでは,死者が90人になっていた。想像をはるかに超えた衝撃的な事故なので,コメントのしようもないが,人間の想像力や想定範囲というのは,実際に起こりえることに比べれば,はるかに狭いと,いまさらながら思う。いろいろな記事を読むのだが,基本的に脱線は起こらないことを前提として,あるいは起こっても,せいぜい小規模な事故であろうという前提で車体は作られているらしいのだった。最近の電車の車両が軽量化していることは知っていたが,車体強度は保たれているのだろうなと,漠然と信じていた。

昨日,埼京線に乗ったが,新宿を出るとかなり揺れる。線路が微妙に蛇行しているのかも知れないが,上り電車と離合するとき,事故のことを思い出して,複雑な気持ちがした。そうか,この車体は紙でできているんだな,と思った。側面からの衝撃は想定外だというJR関係者の話もあったっけ。

でも電車に乗らないわけにはいかない。そのうち,この事故も忘れ去られ,何事もなかったように,毎日電車に乗るだろう。

脱線と側面からの衝突と言えば,地下鉄日比谷線の事故があった。JR関係者も私鉄関係者も,あれを人ごとだとは思わなかっただろうが,だからといって,万が一に備えて車体を強化することはできないのだろうな。

ひとつだけ気になることがある。事故は必ず起こる。コンピュータ・プログラムのバグも必ず出る。無謬ということはあり得ない。それが確率的に不可避であるなら仕方ない。システムの欠陥に起因するものでないことを望む。

投稿者 sukarabe : 07:37 | この記事の固定URI | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年03月24日(木曜日)

Bobby Fischer 釈放!アイスランドへ [ 社会 ]

米国の横槍が心配だったが,どうやら無事に釈放されて,アイスランドに向かったらしい。
asahi.com: チェス元王者のフィッシャーさん、アイスランドへ出国
チェス元王者:フィッシャー氏、仮放免 アイスランドへ :MSN-Mainichi INTERACTIVE
元チェス王者フィッシャー氏仮放免、アイスランドへ :YOMIURI ON-LINE / 社会
Bobby Fischer set free - Mainichi Interactive
Fischer to be released at midnight -- ChessBase News
Fischer freed, heads for Iceland - CNN.com
Bobby Fischer Released in Japan, Heads for Iceland - Reuters

渡井さんも一緒らしいので,めでたしめでたし,なのかもしれないが,まだまだ心配。
U.S. still wants to snare Bobby Fischer - Mainichi Interactive
こんなのもあるし・・・。

投稿者 sukarabe : 13:38 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年03月23日(水曜日)

フィッシャーはアイスランドに出国できるか? [ 社会 ]

アイスランド議会がボビー・フィッシャーに市民権を与えることを議決し,アイスランド行きの可能性が,がぜん高まってきた。しかし,米国政府は不快感を表明しており,まだ油断できない。

今までの経緯を毎日新聞のサイトの記事でまとめてみる。
3月08日::チェス元世界王者:アイスランド政府発給の旅券が到着
3月16日::元チェス王者:アイスランド大使「出国問題で交渉も」
3月19日::元チェス王者:フィッシャー氏に市民権か アイスランド
3月22日::チェス元王者:アイスランドに出国へ 市民権付与法案可決
3月23日::チェス元世界王者:米国務省、アイスランドの対応に不快感
3月23日::チェス元王者:「入管法に従って判断」 杉浦官房副長官

投稿者 sukarabe : 21:27 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年02月09日(水曜日)

高額医療費での破産(米国) [ 社会 ]

米国では健康保険に入っていない人がけっこういる、という話はときどき聞くのだが、ちゃんと入っていても油断できないらしい。医療費が理由で個人破産になる人がかなりいるという話。

暗いニュースリンク: アメリカ:個人破産の半数は高額な医療費が原因

ブッシュもイラクとかやってないで、国内のこういう問題を改善する方が先だろう、とは余計なお世話だが、こんな米国を何かにつけて追随している日本も心配だ。現在の健保も財政的には危ういのかもしれないが、それを解決する手段として米国流を導入しようなんて話にならないとも限らない。まあ、僕が生きているうちでなければいいんだけどさ、ハッハッハ。

投稿者 sukarabe : 08:41 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年02月04日(金曜日)

国内初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者 [ 社会 ]

ついに、ということなのか。

国内初の変異型ヤコブ病 厚労省がサーベイランス委 - asahi.com : 社会
変異型ヤコブ病患者を確認、国内初=厚生労働省/ロイター
国内初、変異型ヤコブ病確認…英滞在歴の男性死亡 - YOMIURI ON-LINE / 社会

ロイターによれば、厚生省の見解として、英国滞在中に感染した可能性が高いとある。

この患者は、2001年12月に40歳代で発症、昨年12月に死亡している。1989年頃、英国に1カ月の渡航歴があり、厚生労働省では、この患者に輸血歴がなく、渡航歴から見て、英国滞在時に感染した可能性が高いとしている。(ロイター)

しかし、たった一ヶ月の滞在だ。これで英国滞在中の感染の可能性が高いだなんて、厚生労働省もちょっと都合が良すぎじゃないか?

投稿者 sukarabe : 19:03 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年02月03日(木曜日)

新幹線、受験生のため臨時停車 [ 社会 ]

東北新幹線、宇都宮駅に“温情”停車…受験生乗り違え -YOMIURI ON-LINE / 社会

仙台発で次はもう大宮なのか!そっちの方がびっくりだが、 てっきり郡山に停車すると思いこんでいた受験生は、さぞや肝を冷やしたと思われる。読売新聞の記述だと、いかにも車掌というかJRが親切という印象を受けてしまうが、毎日新聞の記事だとちょっとニュアンスが違う。

東北新幹線: 受験生のため、本来止まらない宇都宮駅で停車 - MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題

毎日新聞の方には、JRが一度断ったとある。こうなると、実際どのようなやりとりがあったのか、興味が出てくる。本部に問い合わせて駄目だと言われた車掌が随分と頑張ったということならば、なかなかの美談であろうか。

そう言えば、だいぶ前だけど似たような話をテレビでやっていた記憶がある。たしか京葉線だったか、千葉方面だったと思うが。

<追記>日本テレビの11時のニュースでこの話をやっていた。受験生は福島から乗ったようだ。もう一度読んだらちゃんとそう書いてあった。さすがに仙台の次が大宮のはずはないか(苦笑)。我ながら、なんてそそっかしい!この受験生と大差ないな。それから車掌が頑張ったのではなく、JR本部の方で、後続に影響なしとして、臨時停車を許可したということでした。

投稿者 sukarabe : 20:33 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年01月31日(月曜日)

初夢その後 [ 社会 ]

いや,あんまり面白すぎたんで。まずは今年の元日の毎日新聞ニュースをざっとでいいからご覧下さい。
初夢・きょう「千葉国」誕生 -- MSN-Mainichi INTERACTIVE 都道府県ニュース

そこで次に繋がるという訳ですが。
霞が関官僚日記:千葉国独立から一ヶ月・・・緊急現地ルポ

最近の記事では一番でした。面白すぎます。いかん,こんなことしている場合じゃなかった。仕事仕事(笑)。

投稿者 sukarabe : 13:35 | この記事の固定URI | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年01月13日(木曜日)

青色LED訴訟8億円余で和解 [ 社会 ]

昼のTVニュースでもやっていたが,いかにも怒り心頭という感じだった。
8億円余に「怒り心頭」―青色LEDの中村氏会見:読売新聞Yomiuri On-Line
青色LED和解:高裁説得で劇的減額 -- 毎日新聞

まあ,あれだけ怒っていたのだから気持ちとしては最高裁で争いたかったのだと思う。弁護士が説得したのだろうか。それともクイズ・ミリオネアではないが,1000万に下がる危険性を考えて8億で手を打ったのだろうか。

毎日新聞の記事を読むと,原告側にとってかなり厳しい内容となっていたことが分かる。

高裁の強い姿勢に、原告側代理人は「最悪の事態も考え、中村(修二)先生に和解を進言した」。和解不成立の場合、「404特許」だけを対象とする2審判決は「1000万円」とされる可能性すらあり、高裁の和解額を「丸のみ」せざるを得なかったとみられる。

それでもつぎのような感想が当然でてくるよね。

しかし、ある裁判官は「原告は高裁で大幅に減額されても和解せず、最高裁で勝負すればよかった」と漏らし、「発明対価」の司法基準が示されなかったことを残念がった。

[composed and posted with ecto]

投稿者 sukarabe : 19:36 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

政治家がNHKの番組に圧力を [ 社会 ]

出典は次の記事。
「海老沢会長すべて了解」 NHK番組改変で担当者が実名会見 - 中日新聞 Web Press
NHK番組改変問題 「会長了承していた」と告発者会見 - asahi.com : 社会

番組の内容が適切であるかどうかは難しいところだが,少なくとも外部からの圧力によって内容が改変されるようなことがあってはいけないと思う。それは報道の根幹に関わるところだろう。圧力をかける政治家にもあきれる。うらでこそこそ動かないで,正面から番組の内容について批判すれば良いではないか。

中川昭一はいかにもという感じだが,拉致問題などでの強硬姿勢で人気(?)のある安倍晋三も,結局は同じ種族なのだろうか。

投稿者 sukarabe : 18:56 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年01月12日(水曜日)

靖国神社とA級戦犯 [ 社会 ]

こういう難しい話題は苦手なのだが,そんな観点もあるのか・・・と思いながら次の文章を読んだ。
Aquarian's Memorandum: 天皇の靖国、小泉の靖国

このAquarianさんの(本家の)サイトは,ずっと前に,たしか「処方箋薬局」(笑)で検索していて見つけて以来,興味をもっていた。その頃はあまり頻繁には更新されてなかったようだが,最近ブロッグに進出(?)されたようだ。よくある日記のようなブロッグ(つまりうちのような駄文サイトのことですがね)と違って,熟考されて書かれた格調の高い文章が読める。

ここで引用されている西岡という人が言うことが,どこまで正しいのかなど,真偽のほどは分からないのだが,昭和天皇が明確な意志を持って参拝しなかったという話は知らなかった。

この話と直接関係はないのだが,よく憲法9条はアメリカに押しつけられたものだ,とか憲法改正議論で話題に上がる。それで不思議なのだが,だったらA級戦犯であるとかいうのも,つまり極東軍事裁判の結果というのも同じことなのではないか。つまり戦勝国のアメリカの都合のよいようになっている可能性が高いのだから,いまさらひっくり返すことはできないまでも,本当に悪人であったのか,ぐらいの検証をしてみようという話は出ないのだろうか。もちろん何が正しいのかという絶対的基準はないのだから,いろんな立場に応じて,多種多様な結論がでてくるのは楽しい(?)ことである。結局それは歴史家の仕事なのかもしれないが,一定の価値観に収斂するまでに,いろんな議論がされるのが望ましいように思う。

投稿者 sukarabe : 23:50 | この記事の固定URI | コメント (2) | トラックバック (0)

2004年12月24日(金曜日)

金持ちなんだから・・・ [ 社会 ]

堤義明氏の居宅、38年間未登記 相続税対策か - asahi.com : 社会

まあよそんちの事だから基本的にどうでもいいが,金持ちなんだから税金ぐらい払えよな,とは思う。それにしても,38年間未登記って・・・。やりたい放題ですなあ。

投稿者 sukarabe : 09:25 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年12月20日(月曜日)

NHK不祥事弁明番組 [ 社会 ]

基本的にあまり興味ないので,ああやってるなあ,と思ったぐらいでろくに見てないが,翌日つまり今朝の民放は勢いづいている(笑)。敵失ではしゃいでいる,と言っては意地悪だろうか?

NHKの今のシステムが良いかどうか分からないが,役所と考えればまだましな方だと思う。自治体も同じように住民税を集金に来ればよいのだ。納めなくても罰則がない,という状況になったら一体どれくらいの人が税金を不払いするだろうか?そう考えると今のNHKのシステムは悪くないかもしれない。

民放の朝のワイドショウが浮かれているのも片腹痛い。NHKと違って自腹でやっているんだと言いたいのかもしれない。しかし民放の財政基盤であるCMは結局は商品の価格となって跳ね返ってくることは誰でも知っている。つまり,NHKが直接税なら民放は間接税みたいなものだ。取られている感覚がないだけに余計始末が悪い。ここぞとばかりにNHKの悪口を言っていたワイドショウの司会者がいたが,自分の給料の源泉を考えたことがあるのだろうか?

投稿者 sukarabe : 08:28 | この記事の固定URI | コメント (3) | トラックバック (0)

2004年12月18日(土曜日)

電車のドアに挟まれ・・・おお怖い! [ 社会 ]

電車ドアに服挟まれ転落、男性重傷 東京・JR新小岩駅 - asahi.com : 社会

恐ろしいですねえ。駆け込み乗車だったのでしょうか?詳細が分かりませんが,とにかくホームの人の声に車掌が気付いたというのが不幸中の幸いでしょうか。それでも顔面骨折ですけど・・・。もし気付かれなかったらと思うと身震いがしますね。

投稿者 sukarabe : 15:38 | この記事の固定URI | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月27日(土曜日)

島田正吾さん亡くなる [ 社会 ]

舞台俳優の島田正吾さん死去 98歳、元新国劇で活躍 - asahi.com : 社会

俳優の島田正吾さんが亡くなったらしい。俳優さんとかに基本的に興味はないし,詳しくもないのだが,だいぶ前にNHKの「十時半睡(とときはんすい)事件帖」という時代劇で主役の十時半睡役をされていたのは印象に残っている。なんというか,ああ本物の俳優さんというのは,こういう人なんだな,と門外漢の僕でも感じたものだった。

グーグルで島田正吾さんの画像を検索してみた。
島田正吾さんの画像ファイルをGoogle検索

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